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ほとんどの時期、預金金利はインフレ率を凌駕しています。ということは、確率的に言うと預金でインフレを防御することは、相当程度の確率で可能なのだと考えたほうがいいでしょう。

これは経済原則から言うと簡単です。

インフレ傾向が顕著になれば「消費の前倒し」→「資金需要(資金調達)の前倒し」→「調達金利の上昇」という自律的なメカニズムが働きます。

さらにはインフレに対しては、通貨価値の下落を嫌がる日銀が、物価沈静化のためにマネーサプライの伸び率を下げることを狙って「短期の政策金利を引き上げる」と考えられるからです。

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国内金利の上昇

国内金利の上昇は、ひとり国内の金利商品(預金や債券、公社債型ファンド等)に対して影響を与えるだけにはとどまらないはずです。

我が国の長短金利がこれから上昇していく方向性がはっきりしてきたことは、おそらく中期的には米ドル安を招く可能性が高いと考えるべきです。実際、2006年4月下旬以降に至り、徐々にドル安、円高が進行してきています。

理由の1つは以上の通り、我が国の金利上昇期待にあります。
これに対して、米国の政策金利引き上げはそろそろ打ち止めとなる可能性が高くなってきているのです。

つまり日米金利差はこれ以上拡大しないか、むしろ縮小する公算が高くなってきたためです。

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